睡眠中、無意識に歯ぎしりをしてしまっているという経験はありませんか。歯ぎしりは、自分ではなかなか気づきにくいため、周囲の人に言われて「はっ!!」とすることも多々あるかと思います。一般的に10分程度の歯ぎしりであれば、疲労による現象なので問題はないとされていますが、毎晩であったり、1時間以上続く場合は、美しい歯を失ってしまう危険性が高くなります。いつまでも健康で美しい歯を持続するためにも、まずは、自身の歯ぎしりの習慣を知り、歯ぎしり治療に専念することをおすすめいたします。こちらでは、歯ぎしりと歯の関係性についてご紹介していきたいと思います。
歯ぎしりは歯にどんな影響を及ぼす
歯ぎしりの影響を大きく受けてしまうのが、やはり、すり合わされた歯です。歯ぎしりによって、歯と歯が数倍もの強い力でぶつかり合ってしまうため、次第にそれらの歯は擦り減ってしまいます。それが悪化すると歯にヒビが入るだけでなく、折れる・欠けるなどといった症状や、上顎・下顎に入り込んでしまうといった症状があらわれる可能性も高くなります。
また、これらの症状は痛みを伴うことも少なくはないため、抜歯によって歯を失うことも避けられません。
もちろん、見た目にも影響を及ぼします。歯ぎしりを繰り返してしまうと、歯の表面を覆っているエナメル質が擦り減ってしまうため、歯の黄ばみが目立ってくる可能性もあります。つまり、歯ぎしりという習慣があることで、歯を失ったり、変形させてしまったりと、様々なリスクを背負っていかなければならないのです。
歯ぎしりの習慣を知る方法
そもそも、睡眠中の歯ぎしりに気づかない人は多いと思っているみなさん、歯ぎしりの習慣は睡眠中だけでなく、起きた直後や食事中、日頃の癖によって知ることができます。例えば、朝起きると顎まわりが硬く感じる、頬のあたりが重い、食事のとき口を大きく開けることができない、気がつくと歯を食いしばっていることがあるなど、歯ぎしりの習慣がある方は、日常生活の中にサインがあらわれている場合も多いです。
また、周囲の人から歯ぎしりしていたと年に数回言われたことがある方や下歯の内側の骨が出っ張っているといった症状がある方も、歯ぎしりが習慣になっている可能性が非常に高いです。もちろん、歯の一部に細かいヒビや亀裂が見られる場合も同様です。これらに心あたりがある方は、早めのご相談をおすすめいたします。歯ぎしりは、見た目の美しさだけでなく、歯を失うリスクや歯周病、虫歯など、歯の健康を損なう危険性を高めてしまいます。少しでも長く、美しい歯でいたいという方は、この機会に歯ぎしりについて意識してみませんか。
当院では、歯並びやかみ合わせ、歯の黄ばみに関するご相談を承っております。ホワイトニングや、セラミックを用いた審美歯科治療も行っております。夜間20時までの診察となっておりますので、仕事帰りにも最適です。
八女市からのアクセスも便利ですので、付近にお住まいの方でホワイトニングや審美歯科を希望されている方は、ぜひ当院をご利用ください。